過疎化地域で起きた実話を話していく【外伝】その2at OCCULT
過疎化地域で起きた実話を話していく【外伝】その2 - 暇つぶし2ch192:土佐鶴
22/08/22 19:34:08.81 SKqYZCJ+0.net
>>160
怪異にガチ対応できる人の話と言うと語弊がありますが(霊能者霊媒師とは別物かつ霊感の有無は無関係なので)、高知では何か困り事があると「太夫(たゆう)さんに問うてみる」と言ったりします。
老齢の方などは神職(神主)の事を方言的に太夫さんとも言いますが、本来はこの二者は別物です。
現代において神職とは、神職資格を有し神社本庁の辞令を得て、本庁傘下の神社に身分を置き祭祀を執り行う者を主に指します。
そして高知でいうところの太夫さんとは、一言でいえば民間の拝み屋さんです。集落の有識者、古老と言われる立場の人物であったりもします。
地元の一握りの人達や一族だけで守っているような小さな神社の祭祀を依頼されるなど神職のような事も自己流でこなしたりしますが、神職資格は持たず神社にも奉職しておらず、普段は一般の職に就いていたり本業は農家だったりのおじさんやお爺さんです。
俺の知る限りですが、太夫さんと呼ばれる人は必ず男性ですね。
物部のいざなぎ流も神職ではなく「太夫さん」です。(ここは独特で他の太夫さんとはまた一線を画していますが)
悪い事が続いたりするとその太夫さんにお祓いを頼んだり、普通は神社の神職に対してするような困り事相談などを聞いてもらい、必要であれば祈祷をしてもらうのです。
とは言え、太夫さんへ人々が求める事柄の多くは個人~一族規模の祭祀の執行や困り事を相談して知識を与えて貰いたいという内容で、オカルト的な相談を持ち込む割合は恐らくかなり少ないです。
現代では元々少なかった太夫さんの数も減少の一途を辿っており、県内でもかなりの田舎にしかもういらっしゃらないかもしれません。
都市部では、お祓いや祈祷をしてもらいたいとなれば普通に神社へ、場合によってはお寺へ行きますね。


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