22/08/01 16:06:30.46 2PCP+H1T0.net
アメリカで実際にあった事件だけどうろ覚え なんかのドキュメンタリーで見た
その一家は父母娘息子の四人家族
ある日親が帰宅すると、親が出かけたあとに自分の車で学校へ行ったはずの娘の姿がない上に、車はまだ車庫にあり、
中には貴重品や靴の片方が転がっているなど誘拐を思わせる痕跡があったため、警察に通報
しかし警察は「年ごろの女の子だから家出でしょ」とまともに取り合わず、父親が近隣住民を率いて捜索するが見つからない
数日後にたまたまある沼の近くを通った住民が娘の死体が遺棄されているのを見つけた
司法解剖の結果、娘は飲まず食わずで拷問され、発見される前日に殺害されたということが判明する
この事態になっても、警察は父親が捜査をしろと強く迫ったことに不快感を持っていて、ろくな捜査をしない
業を煮やした父親がFBIに捜査を依頼するが、結局犯人は見つからない
最終的に犯人がわかったのは十数年後にある受刑者の男からタレコミがあってから
男によると、同じ房の人間にやけに具体的な事件の話をされたとのこと
その話をしたのは誘拐殺人の被害にあった娘の叔父で、父親の実弟だった
父親は兄として家族として、ふらふらしているろくでなしの弟を見捨てず、ずっといろいろと援助をしてきていたのだが、
弟は兄の娘が幼いころから性的虐待を繰り返していた
そして娘が彼氏を作ったことを自分に対する裏切りだと言い出した叔父は、誘拐の日にひとりで家にいた娘に詰め寄り、
ついに我慢できなくなった娘は「虐待のことをすべてパパに言う」と告げた
叔父は兄からの援助が切られることや事実を知ったときの兄の激怒を恐れ、車に逃げ込もうとした娘を誘拐し、納屋に
監禁して、数日にわたって”罰”を与えた それと並行して、兄に協力して娘の捜索にも参加し、そのあと娘を殺害した
自供などもあり、叔父は逮捕されることになったが、一家は娘を殺され、娘の死に対する向き合い方の違いや
犯人が父親の実弟であったこともあり、両親は離婚してしまった
かつて四人が暮らした家で、父親はひとり弟が年老いて出所する日を「ずっと待ち続ける」という