22/05/09 23:43:05.10 gUTj8uZB0.net
ところがそのおっさん、俺が堤防下の公園に向かえば着いてくるし、座ってタバコを吸えば少し離れたところにぼーっと突っ立ってる。
自転車に乗ることもなく、俺の数メートル後ろをただただ着いてきてる。
俺はスニーカーを履いていたし、まだ体力には自信があったのでいざとなればおっさんに追いつかれることはないと思っていたが、タバコを吸い終わって携帯灰皿にしまったタイミングで自転車のスタンドを畳むガシャンという音が聞こえてきた時点でかなり怖くなってきた。
俺が歩きだすとやっぱりおっさんも着いてくる。
なんとなく俺がおっさんを意識してることに気付かれたくなくて、目線をそっちにやることもなく歩調も極力変えずに歩いてたが内心早くその場を離れたくて仕方がなかった。