21/09/05 20:00:13.75 bGuqEoKx0.net
厨房だったころの怖かった?体験談です。
当時はスマホがまだ普及しておらず、キッズケータイを持ってるだけですごいって時代だった。当然電車でどこに行けるとかもすぐにわからないから『チャリ旅』が自分らの中で流行っていて学校が終わったらすぐに目的地も決めずに走り出していた。
その体験をした日は友達と2人でチャリ旅をしていた。
あらかた自分の地元から1~1.5時間県内の町とか公園とかは行きつくしてしまったので俺から
『じゃんけんで勝ったほうが右か左に行くかを決めて進んでいこう』
と提案して、全然大通りから外れた住宅街を走っていた。
とりとめもない会話をしながら気づけば17時ぐらい。
周りは全く知らない場所で(地元からはそんなに離れていない)すこし薄暗くなってきていて、友達の門限が19時なので少し焦りはじめていた。
『そろそろ帰ろうよ』
と友達に言われたが、知らない場所。
唯一の希望は友達のキッズケータイのGPS地図機能。(俺はケータイを持たせてもらえてなかった。)
友達はGPSの地図を使うとお金がかかって親に怒られるから使いたくない。
周りは閑静な住宅街だったため、かすかに聞こえる車の音を頼りに大通りに進んでいるつもりだった。
どんどん周りは暗くなり時刻は19時過ぎ。
友達は親に電話してすごく怒られていた。