21/07/25 07:54:33.79 CNakq9/G0.net
この場を借りて謝りたい奴がいる
数年前、躁鬱病で精神的に参ってしまった時期に
勤めてた東京の企業を休職して実家に帰った
ことがあったワイはもともと奇を衒う性格で、
休職中は謎に和服を着て五厘に頭を丸めて過ごし
ていた。実家周辺は街頭がないほど田舎なんだが
帰省していたある日、10キロくらいの距離を深夜
散歩しようと思いついた。街頭がない山の夜道は
携帯のライトじゃ全く先が見えなくてガタついて
歩いてた。そのうち履いていたサンダルも鼻緒が
切れて裸足になり道路こそ舗装されてるものの
小石が散らばってて足の裏は血豆だらけ。
5キロくらい歩いたところで初めて車に遭遇した。
深夜で人通りはおろか、車も一台とて走ってない
細い道路だった。まず車の存在を認識する前に
100キロくらい飛ばしてるエンジンの音が聞こえた
ヘッドライトはハイビームで、視認してから
物凄い勢いでこっちに近づいてきて、
あ、ドライバーが気づかなかったら俺死ぬな、
と思った。しかしそれは杞憂で200メートル手前で
エンジン音がスンッと止んで20キロくらい？で
ワイの横を徐行したあと、また凄い勢いで飛ばして
通過していった。その時は怖かったなーとしか
思わんかったけど、今思うとそのドライバー、
深夜に田舎道を車飛ばしてたら、
視界に和服(女物の浴衣)を着た五厘刈りの男が
裸足で深夜3時4時に道路に立ち止まってこちらを
見てたら、まあビビるわな。幽霊を見たとかの噂
ってワイみたいに精神的におかしくなった奴が元に
なってんのかなって思った。男かも女かも、地元の
人間かも知らんが、あの時はホントすまんかった