21/03/04 09:37:57.10 hzU/dqRj0.net
>>917 君の守護霊が家の守護神かもね。いいな、うちは白い大蛇がいるよ。
>>914 続き。
で、5年前に子宮内膜症の手術で2週間ほど同じ病院に入院したんだ。でさ、手術後って身体が痛くて歩くのもやっとだったんだ。
けど、２、３日後には身体もだいぶ楽になってたよ。で、夜なかなか寝付けなかったから1階まで下りて自販機に行こうとエレベーターで下に降りたんだ。
そしたら、廊下の奥にまた青白い光を見たんだ。その瞬間、あの女の子を思い出してたらなんか呼ばれた気がしてそっちに行って見る事にしたの。
行ってみたら待合室のソファーに青白く光る女の子が座っていた。
女の子『……』
僕｢君は、誰？｣
女の子『……』
無言でいる女の子の目線を追ってみたら、本棚に置かれた絵本コーナーを見ていた。だから、適当に一冊選んで隣に座って
僕｢これで良いかな？お姉さん、読み聞かせってしたことないからあまり上手じゃないけど良い？｣
女の子『……うん』
それから、退院するまで毎夜1冊絵本を読んであげた。白いワンピースに白い髪青白い肌……絶対生きてる子じゃないけど、なんだかほっとけ無くて。
あの2週間はちょっと楽しかった。退院日の朝、ベットに見慣れない四葉の栞が置かれてたけどお礼だったのかな？