なにかが狂ってるAの街の話at OCCULT
なにかが狂ってるAの街の話 - 暇つぶし2ch856:スレ主
21/03/23 15:29:55.36 IpjTGXRz0.net
本物の1だよ。【第三部】の話をするよ。
俺は実家から10キロほど離れた比較的のんびりとした田んぼの多い街にアパート借りて住むことになった。前のボロい新聞販売店を無断で辞めて、無職となったのだ。
俺はアパートを借りるタイミングで、また仕事を探した。結局また新聞配達をしようと思った。なんというか新聞配達が俺の天職のように思えたからだ。
アパートから約3キロほど離れたところにT販売店という新聞の営業所があったので、そこに電話したら店長らしき人が「じゃあ今から来なよ、履歴書なんていいよ。そのまま来ちゃいなよ」と言った。
そのT販売店に着くと、奥の部屋に店長らしき人が座ってて「おう、こっちこっち」と手招きされて、店に入った。 
話を聞いてみると、その人やはり店長だったのだが、前の店長さんが癌で亡くなって、ちょうど1ヶ月前にその人が店長に就任したそうなのだ。そのT販売店は店長の奥さんが事務をやってて、店長の両親が専業的なことをやってる。
いわば家族ぐるみのアットホーム的な感じの珍しい販売店だった。それで俺は前回の実家近辺の配達の件もあったから、あまり市街地で配達をするのは嫌だったし、当然実家の近くで配達するのは嫌だった。
そのT販売店から、1番遠い(約20キロ)も離れてるしけまくった農村の区域を任された。店長も「ここは、この販売店ではダントツに険しい区域だぞ?」と言ったが、今の俺にとっては好都合だった。さすがに20キロも離れてれば、顔見知りに会うこともないだろう。
話は決まった。ついでにバイクもタダで借りることになった。もちろん修理代もガソリン代もすべて店持ちだ。


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