なにかが狂ってるAの街の話at OCCULT
なにかが狂ってるAの街の話 - 暇つぶし2ch447:B実はこの頃ちょうど両親から言われてたことがある。それは家の前に車を停めるなということだ。警察に見つかったら違反になるから、どこか駐車場借りてそこに停めろって言われた。 ちょうど実家のすぐ坂道を降りて行ったところに月極駐車場があったら、そこ借りて車を停めるよくになった。そんで産経の販売店まで、車を使うの辞めようと思った。理由は… 1、歩いて15~20分くらいだし、ガソリンも勿体ないと思ったから。 2、ほとんど運動してなかったからその意味も込めて。 3、車がちょっとデカイため販売店の駐車場に停めると迷惑かと思ったから まぁそんなこんなで、実家から販売店まで歩いて通うことになった……実際に、新聞配達をやり始めた頃の率直な感想…「ものすごい気持ちよかった」「ものすごい爽快だった」。誰もいない真っ暗な夜更の時間にバイクに乗って、閑静な住宅街を配達するんだが… 解放感というんかな、確かに噂話がすごい街なんだけど、さすがにこの時間にフルフェイスのヘルメット被って配達してたら、誰も俺だってことに気づかない安堵感もあった。 そんで毎日、店に行ったら専業の婆さんや女ヤンキーの人もいて多少の話相手にもなる。確かに女ヤンキーの人は口が悪いし最初はムカついてたんだが、徐々に徐々にだが面倒見の良さが伺えてくる。きっぷのいい姉御肌みたいな感じだよね。 俺は実家の一階の奥の和室に居候してた。食事は両親が作ってくれた。そんで夜中になると、1人こっそりと玄関のドアを開けて、夜中の街を闊歩しながら販売店まで歩いてく。そんで配達が終わったら、空がまだ明るくならない時間帯にまた歩いて帰ってくる。こんな日常を毎日送ってた。




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