原爆にまつわる怖い話46at OCCULT原爆にまつわる怖い話46 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト97:本当にあった怖い名無し 21/02/09 19:35:33.56 GEQeTnn80.net 郊外の農村に住んでいた双方の両親の元を離れ、市内に住んでした(多分町名も聞いてたけれど、地元じゃないから忘れた)祖父母。 その日、自宅の台所にいた祖母は、皮膚ににちりちりとした痛みを感じたらしい。 (なんだろう?) と思った次の瞬間、大音響と共に、地震のような振動で家具は倒れ、陶器は跳ね回った。 理由も判らず、土間に叩き付けられた祖母は、地震で家が崩れると思って、外に飛び出した。 祖母の目に飛び込んできたのは、真っ赤な光。火災なのか、ピカの光なのかは覚えていないと言った。 祖父の勤めていた工場の方角が燃えている事に気が付いた祖母は、おひつに水を汲んで消火の手伝いをしようと走った。 そして、駆ける事30分ほど(草履だったし、足が遅いので駆け足程度の速度)炎で進めなくなり、結局周りと一緒に逃げ惑ったと言う。 そのころ祖父は、工場の瓦礫の中に転がっていた。コンクリ囲まれた場所にいたので、上から降ってきた屋根の下敷きになったそうだ。 周りの救助も合って、やっと這い出た時には、真っ赤な地獄のような光景が目の前に広がっていた。 迫り来る炎と、まだ埋まっている同僚達。動ける者達だけで、火が工場を焼き始めるまで、助けて回ったが、大量の同僚が焼けて死んでいった。 その日、祖父母は会うことが出来なかった。逢えたのは次の次の日であった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch