21/02/16 23:07:16.97 rJOdCYeQ0.net
そんで、問題は自宅だ。怪奇現象とか数えたらキリがない。部屋にあったピンポン玉が勝手に階段を落ちて行ったり、地下からは変な声が聞こえたり、酷い時はお経がどっかの部屋から聴こえたりしてた。
めちゃくちゃ広い家だったのに安心できる部屋はほとんどない怖い家だったよ。
ただ、自宅だから逃げ場もなくて、友達の家とかに泊まるって言って避難してた、そんなあくる日に、私は何かの用事で自宅に一度帰ったんだ。
そうしたら、廊下で知らない現代風の男が首吊ってた。
もちろん幽霊だ。全身はっきり見えていたが、正気の無さですぐに分かった。
この当時は、幽霊を追いかけたりするような性格だから、それを見ても、いつものことかって思って廊下を抜けて、2階に上がったら、その先にもまた首吊りのロープが何本も垂れてた。誰かが吊られてた訳ではないんだが、流石に気持ち悪かったから急いで部屋に入って、多分、服(?)とか持っていこうとしてた。急いで支度して、廊下抜けて家を出た。振り返りたくもなかったから、走ったような気がするがあんま覚えてない。
けど、バスに乗ってからが最悪だった。そのバスは家の前を通ってから曲がるんだけど、一安心して家(囲いの壁が柵だから庭が見える)の方をみたら、何人も庭に転がってたし、首吊ってたように浮いた幽霊も何にもいた。着物を着た武士みたいな男とか、女とか。女の方が多かったようにも思うが、もうあまり覚えてない。
怖すぎて更に家に近づけなくなった矢先に引っ越す事になった。それからその住んでた場所にはほとんど近づいてない。
結局、色々とその後にその土地の由来とか聞いてたら、城の跡地だった�