20/09/28 00:02:27.77 254h1pB50.net
①マンションの私の部屋の中央にいたらしき女の人の話
「なんか姉ちゃんの部屋女の人いたよ、中央に」
「髪長い、姉ちゃんより背が高い」
と、妹に言われてぞっとした。
なんとなく部屋の中央が黒い？気がしていたので、めちゃくちゃ怖かった。
当時は部屋の中央に向けて頭が来るようなベッドの配置だった。
部屋が狭くて、窓側にベッドを置くと風が通らなくて寒いし暑いしで、ときどき配置を変えてたんだよ。自分の寝顔見られてたとかぞっとするよね。
ある日、変な夢をみた。ホールのある会場？っぽいとこで知り合いがわいわいしてなにか大きな行事？をやってるみたいな。
床のタイルが茶色で、展望台にあるような大きな窓、ぽつぽつ植木もあって、円形っぽい建物で、たぶん中央がホールになってて、外側に自販機とかトイレとかある作り。記憶にはないけれど実際に存在してそうなホールのある会場。
トイレに向かったか途中の扉か、取り合えず私は開けた。目の前に赤いスーツを着た黒髪の女の人が立ってた。なんとなく違和感を感じる程度だったし、すぐにぱっといなくなった。
別の場所に移動して、次もまたさっきと同じ女の人をみた。
ただ、いろいろ変わってた。
赤いスーツは赤い着物に。黒髪は濡れて、表情は笑ってる。
本能的に、ヤバイ！と思った。狼狽えて、どうしよう逃げなきゃと辺りをさまよっていたら、知り合いのSさんが、私の右手を掴んで「大丈夫。みんないる。心配ない」と言い聞かせてくれた。
そこで目が覚めた。
Sさんは霊感の強い方で、最近は合っていないけれど信心深い方。なので彼女が大丈夫と言ってくれた安心と、なんとなく”ああ大丈夫だ”という安堵で、それから夢は見てない。
ただ、ふと思い出した、今日。
妹が言ってた部屋の中央の女の人。私が時折感じていた部屋の視線も。同じ人だ、って。
もういないけど、結局家賃払ってくれてない。