19/11/07 13:46:43.50 jK609H7L0.net
石じじいの話です。
山の中で「聖歌隊」の歌が聞こえることがあったそうです。
じじいのいた朝鮮では、キリスト教が比較的盛んだったので、その歌には聞き覚えがありました。
風が岩にかすれて出す音だと思ったのですが、非常にはっきりとした音程にのった「歌」だったということです。
山伏たちに会った時に尋ねたところ、
自分たちも聞いたことがある、
あれは、なにか魔物であろう、
ということでした。
ただ、じじいは山伏を信用していなかったので、まゆつばものだと言っていました。