18/12/09 22:33:24.94 TqT2U+uc0.net
>>611
kwsk
もんじゅ再始動前に大きいのきたらどうなるんだろうな
◆フランス撤退により日本単独開発へ
実際問題としては上記のように日本も既に約200億円を投じていた高速炉「ASTRID」の開発がフランスで凍結されてしまったため、今後は単独で開発するしかありません。
また、時を同じくしてトルコで日本政府と三菱重工業などの官民連合で挑んだ原発新設も、建設費が当初想定の2倍近くに膨らんだ事から断念に追い込まれるなど、原子力を巡る世界の状況は右肩上がりではありません。
◆世界的な潮流に逆らう形の原子力推進
現時点で既に原子力発電という技術は民間企業にとって魅力的でも有望でもなく、再生可能エネルギーに取って代わられている現状を無視することはできません。
世界各国が官民共に重点的に取り組んでいる現状を見れば、21世紀中頃に再生可能エネルギーが飛躍的に進歩して原子力が危険な時代遅れのエネルギーになっている可能性も十分考えられます。
これ以上原子力にこだわり続け、多くの税金や人的リソースを注ぎ込み続けることは、日本の再生可能エネルギー分野での出遅れをより致命的なものにすることになります。
さらに、もんじゅを巡って延々と露呈し続けた原子力機構のガバナンス能力のお話にならない低さ、
そしてもんじゅが実際にほとんど稼働することもなく廃炉となった事実を考えれば、数兆円規模のリソースを投入しながらまともなリターンを得られない結果も十分すぎる程に考えられます。
国に金がないとされ、人手不足も深刻である以上、こうした莫大な無駄を続ける余裕はないはずなのですが…?