17/08/23 10:14:08.04 mbdGT2WQ0.net
>>809
江戸時代の被差別者には、エタと非人の2種類があった。
エタは斃牛馬の解体、皮革、下級役人(牢の管理、刑の執行など)、藍(特に発酵)などの産業に従事していて、農地を持つ者もいた。産業としてはある程度の規模があるので、個人や家族より大きな集団だった。
非人は漂泊者、心中の生き残りなどで個人や家族で可能な仕事が多かった。心中などで刑として非人にされた人は、非人頭にカネを払えば元の身分に戻れた。
今の歴史教育では、被差別階級というより、社会の外に置かれた集団と説明されることが多い。