17/02/15 22:28:45.02 gc7UGpTP0.net
>>184
日本人は自分の所属する場所(共同体や組織)にも己の内なる地母神を
投影・同一視する癖があるかもしれません。ムラ社会の発想です。
だから幼児が母親の愛を求めるみたいに所属する場のメンバーから認め
られたい、「誰かに必要とされたい(利用価値を見出されたい)」という強迫観念
に囚われて他者からの評価を気に病んだり人目を気にしすぎる傾向があるかも。
「所属する場にとって自分は利用価値が無ければ(用済みになれば)生きていけない」
(=口減らし)という暗黙の前提・暗黙の了解に由来する心理でもあるんでしょうけどね。
いわゆる心理学でいう「見捨てられ不安」の類でしょう。
本当は「必要とされる(他者から利用価値を見出される)必要が無い」という
事に気が付いて精神的な自立ができないと大人になったとは言えない。
日本が村社会ではなくなった現在、己が「他者にとって価値を持つ命」ではなく、
「自分にとって価値を持つ命(人生)」たりえるということを見つけることが
精神的自立や自尊心の構築(=大人になる)には重要になってきます。
趣味に生きる喜び(生きる価値)を見出す人(オタク含む)はある意味そういう
生き方を追求しているともいえるでしょうか。