16/06/15 01:06:35.83 Zz4QEB7W0.net
万が一原発事故が起きた場合、「事故の被害を被ったのが電気の消費者ではなく、
そこから電気を買っていない地元民だった(消費者は割と無事)」という
パターンが発生する原発が日本に何個あるんですかね。
電気が地産地消システムではない限り、万が一の時にはそういうパターン
になってしまうケースは結構ありそうですね。
これは、首都にいろんなものが集中し過ぎた(=中央集権し過ぎた)
事とも関係があるような気がします。地元に発電所作るだけでは賄いきれない
量の電気が要るし、中央集権システムの「首都」は重要過ぎて「急所」でも
あるからどうしても最優先で守ろうとしてしまう。危険なもの(原発含む)は遠ざける。
いざとなれば地方を犠牲にしてでも守ろうとする急所であり、弱点になってしまう。
タコの足と胴体ぐらいの格差がそこに生じます。このシステム自体が
弱肉強食ピラミッド構造ありきのシステムなのかも。
まあこれは「首都」と地方の関係のみならず、地方の大都市とそれ以外の関係
にも当てはまる問題かと思います。大都市ほど急所であり、守るための犠牲を
要する場所です。
人々が弱肉強食ピラミッド発想を抜けださないまま地方分権化していくと、
それぞれの地方が己を守るためにどこかを犠牲にしようとして争ったり、
あるいは各地方の間で「どこを(何を)犠牲にするか」で揉めるでしょうね。