16/01/25 21:52:20.07 sg6UpKtF0.net
2016年1月25日20時49分
この冬一番の強い寒気が日本列島に流れ込んだ影響で、先週末から西日本を中心に大雪になり、沖縄本島では観測史上初の雪(みぞれ)が観測された。
エルニーニョ現象の影響で暖冬が予想されるなか、なぜ記録的大寒波が列島を襲ったのか。
気象庁によると、大陸付近の偏西風が南に蛇行し、大気の流れが変わったことが今回の主因となった。北極付近に滞留していた強い寒気が南下し、
雪を降らせる目安となる零下6度以下の寒気が沖縄の上空まで広がった。寒気は東シナ海で水蒸気を含んだため、九州でも大雪になった。
米・東海岸に大雪を降らせている寒波も、偏西風の動きが関係している。偏西風が米・西海岸付近で北に蛇行し、北極付近の寒気を東海岸まで持ち込んだ。
エルニーニョ現象が続く今冬、気象庁では東日本以西は冬型の気圧配置が長続きせず、暖冬傾向と予想していた。記録的な暖かさとなった昨年12月は、
今回の寒気をもたらした偏西風とは別の、日本の南の上空を流れる偏西風が、日本の東で北に蛇行して暖かい空気を供給した。ただ、
今回は北から南下した偏西風の勢力が勝っていたため、大寒波になった。
この後、寒波をもたらした偏西風は東へと移動していくため、日本列島は30日ごろにかけて高気圧に覆われ、冬型が緩んで、気温も上昇する見込みだ。
気象庁は25日、2~4月の3カ月間の天気予報を発表。日本付近はエルニーニョ現象の影響で平均気温は平年より高く、春の訪れは早くなる見通しだ。
引用元:URLリンク(www.asahi.com)