15/12/02 23:16:12.15 w67Cie1M0.net
>>185
水木先生は日本のオカルト界にも多大なる貢献をしてくださった方です。
戦後の高度経済成長期、バブル期と「目の前に見えるものこそ全て」
という刹那的で目先の視野に囚われた狭い発想に陥りがちな時代の中で、
「目に見えないもの（見えていない領域・盲点）」に意識を向け、思いを
はせる発想を漫画で広める、いわば一種のバランサーのような役割も果たし
て下さったように感じます。
そのバランサーという役割を先生が終えられたということ自体が、時代が
大きな変わり目を迎えていることを意味しているのかも（オカルト脳）。
どこかで読んだ先生のインタビュー記事で読者へ向けたメッセージが
「達者でくらしなさい」でした。
慕う人々にそう言い残し、先生は妖怪の国に旅立って行ったような気がします。