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大英博物館ビーグル号のクロノメーター
真鍮 1795〜1805年 イギリス
高さ:17.6cm 幅:20.8cm 奥行:20.8cm (蓋を閉じた状態)
ダーウィンと世界一周した航海時計
進化論や『種の起源』で知られるチャールズ・ダーウィンが1831年に世界一周の航海に出た際、乗船したビ
ーグル号に搭載されていたクロノメーター(機械式時計)。最先端技術が用いられ、海上でも使用できるように
設計された。当時船はロンドンのグリニッジから出港しており、その際に時計を合わせたことから、現在のグリニッ
ジ標準時が生まれた。
最初の真のクロノメーターは一人の人、ジョン・ハリソンの一生の 仕事であり、31 年間にわたる 不屈の試
みと失敗であり、これは 航海 (あるいは後には航空) ナビゲーションに革命を起こし、 大航海時代と 植民
地主義の新たな章を開いたのである。
大航海時代に問題なのは「今どこにいるか」でした。コロンブスのように緯線に沿って航行するのならともかく
、あちこちに寄港したりあるいは難破しかけたり壊血病が蔓延して少しでも近い港にたどり着きたいとき、現
在位置がわからないのは致命的なことなのです。
ただし、時代は新しくなります。クロノメーターによって大英帝国は海を支配し、時計産業は興隆します。
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★NHKラジオでは 最後のほうで、丁度地球儀に帯を巻いた状態に グリニッジ標準時が世界の標準時に
なったと解説。表紙のアリスの横にあるボールの帯は この意味では?