14/11/06 13:22:00.10 T/pg48AC0.net
他者というのは超越論だ。無限のものである。
逆に、「自分と同じ」人というのは「無」である。
家族は、母であったり、愛し合ったり、肌でふれあったり、虐待したりするが、「自分と同じ」ものだ。
この中から、超越論としての無限の存在の側に立場を変えるという営みにはレヴィナスの学問は非常に有意義だ。
家族はそれを自分と同じ側にとどめておくために複雑な学問を生じさせる。
平気で偉くなろうとする息子を虐待することをレヴィナスは知っていたのだ。