14/08/18 00:32:55.36 eFkbIk030.net
>>175
ラッダイトみたいなことはもう先進国では起きないと思う
だが考えようによっては、今後失業する人はラッダイトの頃よりも深刻な状況に置かれることになる
はるか昔、全労働者を第一次産業に投入しても、皆が腹五分目までしか食べられない、という時代があった
農作技術が進歩して腹八分目まで食べられるようになっても、まだ失業者は出ない
腹十分目を超えた時から供給過剰となり農業従事者を減らしていかなくてはならなくなった
だが当時はまだ工業製品が不足していたから、第一次産業をリストラされた人は別の仕事に就くことが出来た
こうして第二次産業は発展した
しばらくすると第二次産業も生産性向上にともない人余りとなり、労働者は第三次産業に流れた
アメリカなんてすでに全労働者の85%が第三次産業に従事してる
さて、接客ロボットが出現すると第三次産業従事者も大量に解雇されるわけだが、その時人類は、
失業者の受け皿となる第四次産業を見つけることが出来るだろうか?
俺はもう無理だと思う
生産性向上を追求した結果、とうとう人類は、供給量 > 需要量、という歴史的な瞬間を迎えてしまった
よって失業者はそのまま放置され、労働者自体が減っていく
ロボット普及の上で一番の障害となるのはそれ
失業者を餓死させないための法整備や税制や富の再分配や財源確保
あとはエネルギーのブレークスルーも欠かせない
エネルギーが無尽蔵にあれば、24時間ロボットに畑を耕させておく等も可能