25/06/24 10:22:42.10 .net
乃木坂の合言葉。
「努力」「感謝」「笑顔」。
一見、優しい言葉だよね。でもね、これ、実はすごく厳しい言葉なんだ。
なぜって?
努力って、見えないところで続けるから努力なんだ。
感謝って、報われなくても相手に向けるから本物なんだ。
笑顔って、苦しい時にこそ価値がある。
じゃあ、その“本物”をどうやって引き出すか。
―選抜制度が、その舞台なんだよ。
たとえば、君がアンダーになったとする。何年もがんばってるのに報われない。でも、ステージに立てば、君は笑わなきゃいけない。それでも努力を続けるか。ファンに感謝できるか。
そこに「本当の乃木坂」が生まれる。
つまり、選抜制度があるからこそ、「努力」が問われる。
自分で自分を律するしかない世界で、誰にも見えない場所で、歯を食いしばって前を向く。
それが、乃木坂の“美しさ”なんだ。
そして、「感謝」。
選抜に入った子は、周りの誰かの席を奪ってそこにいる。自分だけじゃない、多くの支えがあってそこに立てるんだってことを、選抜は常に意識させる。
「私が選ばれて当然」なんて思った瞬間、乃木坂の哲学は崩れる。
そして最後に「笑顔」。
選ばれた子も、選ばれなかった子も、どんな立場でも笑顔でステージに立つ。
それは、乃木坂というグループの一番強いメッセージなんだよ。
選抜制度がなければ、ぬるま湯のような「努力」、当たり前のような「感謝」、そして、形だけの「笑顔」しか生まれないかもしれない。