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・性別:SSRIによる自殺の副作用については,女性は,男性に比べて自殺念慮・自殺企図の発生リス クが高く,男性は,女性に比べて自殺行為に至るリスクが高いと言われている5)。
本調査において も,女性の症例でレベル0の割合が高いことから,他害行為企図・念慮にとどまっている傾向が見 られたのに対して,
男性の症例ではレベル1,2の割合が高く,他害行為に至るものが多い傾向が 見られた。
・年齢:SSRIによる自殺関連行為の副作用については既に,添付文書上で24歳以下での自殺念慮・自 殺企図のリスク増大が注意喚起されているなどして,
若年層がリスク因子であることは知られてい る6)。
本調査においても,他害行為レベルが高いほど年齢が下がる傾向が見られた。
・主病名,併存障害:「大うつ病又はうつ病」の診断がある症例に比べて
「うつ状態」「不安障害」 「強迫性障害」の症例では他害行為レベルが高い傾向が見られた。
医薬品・医療機器等安全性情報 No.261 -11- 2009年9月