18/04/15 08:46:21.26 gBTP69rMa.net
また、ケンタッキー大学とエモリー大学の研究チームは、「大麻は依存症のリスクが比較的低く、過剰摂取のリスクがほとんどない非オピオイドの代替薬の一つと考えられる」との見方だ。
2大学の共同チームによれば、医療用・嗜好(しこう)用大麻の合法化により、「慢性痛やオピオイドの乱用・過剰摂取のリスクが高いメディケイド(低所得者向け公的医療保険)の受給者に対するオピオイドの処方量を減らせる可能性がある」。
これら2本の論文は、メディケアとメディケイドの受給者によるオピオイドの使用について検証した結果をまとめたものだ。いずれも大麻を合法化した州では、依存度が低下していたことを確認している。
さらに、ケンタッキー大学とエモリー大学の共同チームによれば、こうした変化には医療用大麻以上に、嗜好用大麻の合法化が大きく影響していると見られる。
「嗜好用大麻の合法化によって、メディケイドのオピオイド処方薬向けの支出は9.78%減少した。メディケイドの受給者1000人当たり、年間1815ドル(約19万円)節約できたことになる」という。
さらに、「医療用と嗜好用の大麻が合法化された場合、メディケイドの受給者の間ではそれぞれ、非オピオイド薬の処方率が8.36%、8.69%低下した」。