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ノルウェーがドラッグの使用を非犯罪化しそうだ。
「処罰から治療へ」、このような考え方は国連、WHOが推奨している。
「処罰から治療へ」ノルウェーがドラッグの使用を非犯罪化へ2017年12月15日
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違法薬物の使用は罰するべきなのか治療すべきなのか、それが問題です。詳細は以下から。
ノルウェー議会の多数派が政府に対し、違法薬物の非犯罪化を求めています。現在ノルウェーでは
1万人前後が違法薬物依存症と考えられており、その多くがヘロイン依存症とされます。
社会主義左翼党のスポークスマンであるNicolas Wilkinson氏によると、議会の過半数が
「もがき苦しむ人を罰するのをやめ、代わりに彼らを助け、治療しよう」と考えているとのこと。
ただし、議員らは合法化を求めるのではなくあくまで非犯罪化だとしています。
Sveinung Stensland厚生委員会副委員長は「変化には時間が掛かるが、それは視点の
変化をもたらす。薬物依存者は病人と同様に治療されるべきで、罰金や懲役などの刑罰で
犯罪者として扱われるべきではない」と発言。
2017年3月にはBent Hoie厚生大臣がこれまでの主張を変えて「治療は処罰に勝る」と
述べるに至っており、今後本格的な立法に向かうことが確実な情勢です。
ですがこの問題で問われているのは「違法薬物使用者を処罰することがドラッグへの依存の
治療に有効なのか」ということです。
違法薬物依存症に陥った使用者に禁固刑や懲役刑を与えることが果たして依存症を治療し、
社会復帰させる役に立つのか?これではいくつもの前例が示すように「再犯」を繰り返すだけで、
必要なのはアルコール依存症やニコチン依存症の患者と同様に脱依存のための治療なのではないか?
このような議論は世界各国で繰り返されています。