17/02/10 16:43:54.26 XmayYfqXx.net
精神科病院の狂気
それにしても、石郷岡病院の准看護師たちは保護室に監視カメラがあることは当然知っていたはずである。
にもかかわらず、あのような暴行をはたらくというのは、いったいどういうことなのだろう。
どうせわかりっこないというという思いがあったのか、それとも精神科病院で起きたことは、何とでも言い訳がたつと(これまでもそうだったので)高をくくっていたのだろうか。
映像を見ていて胸クソが悪くなるのは、職員が患者を物のように扱っているからだ。
そして、相手がちょっとでも「反応」を見せたりすると、それに対してこてんぱんに「仕返し」せずにはいられない、人間的にレベルの低い姿を見せつけられるからだ。
統合失調症として治療を受け、その副作用でジストニアになり、首が曲がってしまった患者に対して、彼らはどんな感情を抱いていたのだろう。
日々の「看護」のなかで、彼らは何を思い、職務をどう受け止めていたのだろう。
しかし、残念ながら、こうした事件は日本全国、あちこちで起こっていることだろう。
監視カメラのない保護室という密室でなら、やりたい放題。
そして、それらの事実をもみ消すことも、言い繕いも、いくらでも可能である。
カメラの映像がある石郷岡病院でさえ、自傷行為と最初は主張していたくらいなのだ。
病院側は最近和解を申し入れているようだが、ぜひ裁判ですべてが明るみに出ることを期待する。
そして、こうした事件は、ケイジさんだけに起こった「特別」な不幸ではなく、長い歳月、日本の精神科病院というところが内包し続けている「狂気」の一部に過ぎないということを、多くの人に知ってほしいのだ。
転載以上