20/04/08 08:20:09.33 TfZdqqXw.net
ちなみにですが、出題の続きは次の通りでした。
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一旦は容疑の晴れた夫人でしたが、結婚直後から複数の愛人に「夫殺し」を依頼していたことが後日判明します。
「結婚から1年経ったら夫を殺してほしい。やってくれたら、その人に遺産の分け前を与えるわ」
警察の追求に夫人は殺害依頼の事実を認めましたが、しかしこう反論します。
「夫が死んだのは結婚一周年の前日よ。結婚から1年経って無いんだから、私の依頼とは関係ないわ」
それを受けて刑事らも本件は「夫人に遺産を渡したくない別の関係者の仕業」との見方に傾きました。
しかし、マグレ警視は違いました。
「確かに>>88の事件の日付(2020/04/03)は、結婚一周年の前日です。しかし、ある事柄により、犯人はこの日を結婚一周年と勘違いしたのかもしれません」
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問題はこの「ある事柄」を推理してもらうものでした。
答えは「閏年」です。
分け前欲しさに結婚一周年の日を指折り数えていた愛人は、結婚から「365日目」の日に犯行をおこなった。
しかし閏年のせいで、結婚一周年は翌日の「366日目」だったのです。
実行犯は不明のまま、妻は殺人教唆で逮捕されます。
なお、これもまた「解決編」ではありません。
最終的には「夫の自殺」という真相に繋がるのですが、もう良いでしょう。