13/09/23 20:15:14.55 P4N5XRJC.net
ネタバレ注意
推理に穴があると思ったのは、 期末試験当日に試験の問題を修正できるわけがない、という実行可能性の低さ
高校で実施される期末試験の問題は、同じ科目を担当する他の教師と相談してうえで作成されるもの
1年生の数学担当の教師が犯人だけということはあり得ないし、試験当日の朝に試験の問題を変えるためには
他の教師をどうにかして説得する必要があるだろう。まずその時点で他の教師に反対される可能性が高いのでは
仮に上手く説得に成功しても、それで犯人のクラスの成績が良かったら、そこでも不審に思われかねない。
それから犯行の動機も苦しい気がする。
クラスの平均点が一学期70点→二学期70点ならば、周囲からは特に何とも思われないだろうけど
一学期80点→二学期70点と経過すれば、最終的な結果は同じだとしても
後者のほうが印象が悪いので、より教師としての指導力を問われるだろう
つまり、一度高い平均点を取ったからには、続けて高い平均点を取らなければならなくなる
一学期より二学期のほうが平均点が低くなると、印象の悪さから、同時に教師としての評価も下がる可能性が高い
しかし、続けて不正を行うのはリスクが高いし、他の教師から疑われることにもなりかねない
こんなところだけど、どうだろうか