CHEMISTRY No.273at MUSICJGCHEMISTRY No.273 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト706:名無しさん@お腹いっぱい。 21/07/12 08:10:59.38 asFQOV+Ld.net 715 :俺より強い名無しに会いにいく [sage] :2019/01/07(月) 21:08:45.64 ID:nIzXUsof0 700年前ほど昔のこと、中華大陸は元王朝の時代 三番村という所に大貫(ダーファン)という小太りな村長が住んでいた。 この大貫、若い頃は神童と呼ばれ周囲に期待されたが、成長するとともに自堕落となり 親の後を継ぎ村長になると怠惰を貪るだけの日々を送り、目下の者へのパワハラも目立つようになった。 村長のやり方じゃ真に明るく楽しい村の生活はやってこないんだと反旗を翻す者や 度重なるパワハラで気付かされた者等・・・村人達は一人、また一人と彼の周りから去って行った。 ある日のこと、村に虎の群れが押し寄せた。 村人達は力を合わせ前門で虎の進入を食い止めたが劣勢は明らかであった。 この三番村は山の断崖の下に作られ、天然の要塞であり前門さえ監視を強化し守れば 野党や山賊の類は撃退することができたが、野生の大きな虎の猛攻たるや とても村人の手に負えるものではなく、裏門や逃げ道がなかった事が今回仇となった。 このままでは・・・と村人達が覚悟を決める中で甲高く飄々とした声が響いた 「虎の群れとか普通来るの?w ァじでww 夜中の寅の刻だったらいいよ?」 「にやついてんじゃねーよ! 不愉快だわ」 「逃げ道はないんだから村長のお前も覚悟を決めて門を守らんか!たわけッ!」 村人たちは声の主であった大貫を一喝すると虎に立ち向かって行く。 「門なら後ろにもあるじゃんねぇww」 またしても飄々とした声が響くと同時に大貫は己の“後ろの門”を開いた―― ――瞬間 村人たちは大貫の“後ろの門”に吸い込まれると同時に安全な崖の上に移動していた。 そして大貫の門から噴出した激臭を嗅いだ虎は次々と息絶え倒れてゆく、 その場にただ一人立ち尽くす漢から "パオオオオォォォンッ" 勝利の雄たけびがあがった。 巨大な虎もさらに巨大な“象”の前ではあまりにも無力であった。 その後も異臭は村に残ったが村人たちは大貫に深く感謝し敬意を払ったという。 趙弼という学者が残した評史という書に 『前門に虎を拒ぎ後門に大貫を進む』という言葉があり、これが 前門の虎 後門の大貫 ということわざの語源である。 現在の日本では、前の虎を防いでいる時に後ろから大貫の肛門が迫ってくるというような 一難去ってまた一難といった意味で使われる事が多いが、これはまったくの誤用で 正しくは、どんなに困難な状況でも大貫の後門にこそ活路があるという意味である。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch