CHEMISTRY No.273at MUSICJGCHEMISTRY No.273 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト400:名無しさん@お腹いっぱい。 21/06/04 19:19:22.34 RnZtPGmRd.net 50 俺より強い名無しに会いにいく@転載禁止 2018/12/01(土) 14:46:19 ID:Ap60Egy600 聖歴777年──3rdがこの世の条理を呑み込み尽くした後の世界。 生存圏の極端に狭まった荒野の時代、僅かな生活資源しか残されていない不毛の地。 その全てを移動投げと鳳翼によって蹂躙し支配していたのは当代の帝聖、シンヤ・オオヌキ55世だった。 歴代で最も不遜かつお尻の臭い男として世に憚った彼はかつての浅草に居城を構え、玉座の上でその肥大化した薔薇を悠然と拡げていた。 所変わって、ここに男が一人。 誰もが帝聖に向かって体をしならせる今世において、この男だけは目の前の天を衝く城を見上げ雄々しく屹立していた。 すわ全てを貫かんと赤黒く猛り狂う一本の『刀』を携え、彼はその両の足で地を力強く踏み締め、艶かしくその襞を踊らせる紅の門をくぐっていく。 背後には既に腸を引き裂かれ絶命した武装兵が数人──いずれも精鋭揃い、帝聖親衛隊の中でも実力に優れた者達のはずであった。 「門番いたっしょ、みんな死んじゃったの? 情けないねまァジでw」 対峙した男の放つ圧倒的な殺意をものともせず、オオヌキはその不遜なる態度を崩そうとはしない。 「まあ死んだんならもういいよ、このくらいの男に負けるんなら生きててもいずれ死んでたよ、ってまあまあまあ、あいつらが生きてたら俺も言うしさ」 腸液さえ張り詰める緊迫した空気の中でさえ、オオヌキは薄笑いを浮かべながら軽口をまくし立てる。 「……死人にパワハラしてんじゃねーよ。不愉快だわ。」 更に殺気を強める男。常人ならば睨むだけで切れ痔になる程鋭い男の視線を真っ向から見据え返し、やはり軽薄に笑いながらオオヌキは言い放つ。 「でもさぁ~お前が俺みたいに強ければいいよ?w それにいくら親衛隊みんな殺したからって、なんか調子乗ってるみたいだけどさ、その程度でここまで来ちゃうお前みたいな人に俺が負けるって可能性が──」 帝聖の紅い門がぬらりと開き、煌めく。 「──そもそもこの世界に絶対ないw」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch