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田中康夫原作の松竹1981年作品「なんとなく、クリスタル」
主役のかとうかずこの相手役は、原作のモデルにもなっていたカシオペアの野呂一生。
しかし、彼は蹴り、次にYMOの坂本龍一に話が渡ったがこっちも蹴った。
製作側が役柄と同じく本物のミュージシャンを起用したかったからだが
カシオペアもYMOもどちらもアルファレコード所属で
当時A&Mレーベル(ポリス、ハープ・アルバート等所属)の国内版権も持つ
アルファにサントラを起用させ、そことの提携作品として視野に入れていたから。
結局、サントラと提携先はCBSソニーに転がり(ボズ・スキャッグス等が使われた)
かとうの相手役はCBSソニー所属のNASAというグループの亀井登志夫になった。
なお、パンフレットに寄ればサントラの権利に制作費3億円のうちなんと3千万円も。
映画は大コケしたため、サントラの権利がネックとなり未だ持ってビデオ化ならず。