19/06/07 03:23:10.71 oLAbdsr4.net
--子ども時代からの得意教科を武器としながらも、中学・大学受験を経験することで得た、“成功する勉強法”とはどんなものでしょうか。
たとえば英語ひとつとっても、目的が大学受験のためなら、単語帳を買って単語を覚えて、参考書で文法を学んで、いろいろな文章を読む、といった勉強法になるでしょうし、留学するための英語が目的なら、たくさんの本を読むのではなく日常会話でよく使うフレーズを覚えたり英会話に通ってコミュニケーション重視の英語を学びますよね。
大学受験に関しても同じです。たとえば私立文系学部の社会の試験問題は、一問一答や選択式で、覚えた知識を問う出題が多いのですが、東大の社会は大論述といって、歴史や時代背景などの流れを踏まえて600字以内にまとめなさい、といった体系的な理解を問われる記述式の問題が必出です。
もちろんレベルに応じた対策も大切で、教科書ベースの必ず押さえたい基礎問題が出るのか、最後まで解けないことを前提として出題されるような難問応用問題の部分点を狙うのかというように、同じ科目でも到達点は千差万別です。それを見据えて勉強をしないと、せっかく出題範囲を網羅したのに求められている能力が違う、ということになりかねません。