20/06/10 01:39:04 MbSu2Faya.net
ちなみに弱毒性サンジェルマンでこの描写だからな?
夜の街で抱き寄せられたボロボロの少年と、その顎を摑み赤い飴玉のような『何か』を口移ししようとしている木原唯一。
その両手、そして口元からの『侵蝕』。 あれは、取り返しがつかないモノだ。
決定的に壊れてしまったがん細胞が周りの健康な細胞をも巻き込んでいくのと同じ。
一度でも体内に入ってしまえば際限なく肉体の仕組みそのものを作り替え、ついこの間まで当たり前のように接してきたあの少年を決定的に破壊してしまうモノ。