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覚知神・設定(ルルブP446~P447)
シンボル:緑の瞳
四方世界には多くの邪神が存在します。
疫病や拷問、腐敗など様々なものをつかさどった神々です。
それは四方世界に必要な「悪し」を担った為です。
根本的な意味において、人々を弄ぶ存在ではありません。
「悪し」があるからこそ「善し」があるのです。
両方があるがために〈秩序〉と〈混沌〉の天秤は保たれています。
しかしそういった邪神とは明確に異なる、外なる神が存在します。
その一柱が、この覚知神です。
覚知神がいつ、どこから、どのように現れたのか誰も知りません。
いつしか盤に根を張り、着々と信徒を増やしつつある存在です。
その信仰に対する見返りは、叡智だと言われています。
ある日唐突に、困難を切り抜ける、冴えた考えが浮かぶのです。
外なる知恵の神と呼ばれているのはそのためでしょう。
ですが、その在り方は知識神とは大きく異なります。
知識神は学を、知を得ることの苦労と、危険性を熟知しています。
自ら獲得した知識でなければ、正しく使いこなせないためです。
覚知神は違います。
覚知神がもたらすのは、単純な「結果」です。
それは優れた狩猟法、用兵の術、農薬の製法であったりします。