16/01/16 16:51:51.65 /zhLd5Al.net
前回あいの両親に娘が棋士の道を目指す事を認めさせた主人公の八一だけど、その事でいよいよ師匠としての立場から逃げられなくなり、
「弟子の才能をどう育てるか?」という将棋に限らず全ての道で「師匠と呼ばれる側」に立った人間が避けて通れない問題に直面する事になる
逃げて放置するのは論外だけど教え過ぎて自主性を奪ってもいけないし、競り合う相手を探してきて弟子の「もっと強くなりたい」というモチベーションを
高く保つのも師匠のお仕事。年齢的には高校生の若い師匠・八一にはそれだけでもとんでもないプレッシャーなのに、協会のトップからは「もう一人育てろ」
という逃げられない無茶ぶりが飛んできた上に、このもう一人の弟子が「攻めの天才」あいとは真逆の「受けの天才」だというのだから、潰してはならない
才能を二つも抱えさせられた八一の「師匠としての苦悩」が徹底的に描かれるのが今回のストーリーの軸となっている