15/12/25 01:03:51.97 TP3yDMaq.net
やっとの事で対峙した日月と交わした小町の言葉にはハッとさせられるものがあった。自分に自信が無い、切子に見捨てられた様にいつ見捨てられるか
分からない恐怖を抱えたまま人と深い関係を築けない、という情けない告白をした日月に対して投げ掛けた「「『いつか』に怯えて全部を捨てないで」という
言葉は失う恐怖を前に最初から物事を諦めるという全ての人間が共有する弱さに向けて放たれたかの様にも思われ、作者なりの人間観が伝わる
実に鋭い台詞であり、日月を「努力、するよ。『いつか』がいつまでも、こないように」と復活に向けて立ち上がらせるだけの力が十分に感じられた