14/11/03 18:12:56.14 ywoJulAk.net
「おい!こんな所でナニやってんだよ?」
声をかけて、走る。
たったそれだけの作業で、何で遠足前夜の眠れない小学生みたいな気分にさせるんだろうと上条は思う。
一歩一歩近づく事が、何で大作RPGの発売日にお店に向かうような気持ちにさせるんだろうと上条は考える。
インデックスはまだ気付かない。
上条当麻はそんな『インデックスらしい』仕草に笑みを噛み殺して、
インデックスが血だまりの中に沈んでいる事に、ようやく気付いた。
「……、あ……?」