24/10/22 09:07:34.12 EbDRQHAmH
チケットの転売がしづらくなって久しい。
何十年も前から興行主はチケットの転売を禁止する旨をチケットの裏に注意書きとして記してはいた。
しかしダフ屋などが会場近くで余りチケットを買い取り、それをまたチケットを持たぬ人へと転売していた時代もある。
これは興行主のチケット転売を禁止とするのとは違い、れっきとした犯罪行為。
つまり、会場の近くで不特定多数の人に声掛けしての買い取り、転売がダフ屋行為として法で禁じられているのだ。
昨今ではずいぶん様変わりして、ダフ屋なんてものは消えて無くなった。
チケットはデジタル化され、チケット購入者と同行者の氏名などが一致しなければ入場が許されない。
当日同行者が行けなくなったから違う友達が行くことさえ出来ないのだ。
チケットはそれくらい厳しく管理されている。
当然転売など出来るはずもない。
ここで問題が出てくる。
高度に発達した資本主義に於いて自由競争は基本的理念だ。
他の多くの国ではチケットの個人売買はもちろん、チケット転売専門の会社も当たり前に存在する。
当然だ。需要がある以上供給することで利益を得るのは商売の基本。
上記したダフ屋行為とは違う。
ダフ屋行為は不特定多数に声掛けして売りつける行為が迷惑防止条例に触れる。
欲しい人が値段に納得して欲しがるのならばそれは違法ではない。
むしろそれを禁止する日本の多くの興行主の方が、独禁法に抵触する可能性があるのだ。
アメリカのメジャーリーグのワールドシリーズのネット裏のチケットが1300万円で取引されているそうだ。