24/09/17 15:46:11.26 LFmwcCk3q
嫌なことがあったら俺を見ろ
ワクワクする未来の話をしてやる
3:恋する名無しさん
24/09/17 15:58:22.89 LFmwcCk3q
ガッデム!
4:恋する名無しさん
24/09/17 17:13:24.42 LFmwcCk3q
冬は必ず春となる
5:恋する名無しさん
24/09/17 17:14:07.84 LFmwcCk3q
法華経の行者は冬のごとし
冬は必ず春となる
6:恋する名無しさん
24/09/17 17:42:13.60 moCpmzXzL
北海道の初夏と言うには少し早い6月。
道東、阿寒湖畔。
安物の胴長を身につけた星野よしおが鋭い眼光で湖面を睨んでいる。
胴長の中は汗が滴り、その汗は指先まで濡らしている。
バシャッ!
湖面を割って50センチを超えるアメマスが跳ねた。
気づくと夕暮れが、昼の明るさを飲み込もうとする時間になっている。
湖面から湧き立つように、モンカゲロウやユスリカといった虫たちが飛び立ち始めていた。
「これがスーパーハッチか。この瞬間をどれだけ夢見たことか。今自分は奇跡の瞬間に立ち会えたのだ。」
星野よしおはティペットの先に8番フライを結び、まさに今、湖面に現れた波紋の中心にその毛針を落とす。
刹那。水面を破って出た魚がその毛針を呑み込み水中へと消えた。
星野よしおの手にずっしりとした重みが伝わる。
ギィーーーーーーっとリールが鳴り、ラインが繰り出されていく。
初めてのリールファイトを楽しむ余裕などあろうはずもない。
星野よしおは逆回転するリールを力任せに手で押さえ付けて、それ以上ラインが出ていくのを防ぐ。
大きい!大き過ぎる!
ガッツリとフライを咥えたその魚は60cmを遥かに超えるアメマスに違いない!
そうじゃなければまぼろしの魚イトウか!?
と、そこで星野よしおは目が覚めた。
一瞬自分がどこにいるのかわからなかったが、すぐに亀田川で野営していたことを思い出した。
すべては夢だったのだ。
7:恋する名無しさん
24/09/17 18:30:04.00 LFmwcCk3q
星野よしおのブログからのコピペ乙
僕のことがそんなに好きなのかい?
8:恋する名無しさん
24/09/17 19:07:46.86 LFmwcCk3q
図書館とかなら集中して勉強できるけど、病院では集中続かないぞ
困ったなあ
9:恋する名無しさん
24/09/17 19:17:38.88 moCpmzXzL
星野よしおというキャラはブログやってるという設定らしい
10:恋する名無しさん
24/09/17 19:19:22.41 moCpmzXzL
窓の外ではひゅーひゅーと風が鳴っている。
PCへ向けられた目線を、窓の外へと向ける星野よしおは、そっとめがねを外す。
勢いよく雲が流れていくのを見ながら、星野よしおは時の流れを想う。
幼い頃、釣竿を手に海へ川へと駆け回ったここ函館へ、去年の秋、父の死をきっかけに星野よしおは舞い戻った。
老いた母を一人にしておくわけにはいかないこともあるが、夢を追った東京での30年にケジメをつけるときが来たと感じたことも大きな理由だ。
子供の頃、大人達から言われた「将来のために頑張りなさい」
その将来はとうの昔に過去のものとなっていた。
星野よしおはぼんやりと思い出しながら疲れた目を擦る。
さて、編集しなきゃ。
星野よしおは、なくしたり壊したりするたびに買いなおしてきた100円ショップの老眼鏡をかけた。
11:恋する名無しさん
24/09/17 19:48:51.49 LFmwcCk3q
東京は夢を追いかける若者で溢れかえっている
12:恋する名無しさん
24/09/17 20:08:04.49 LFmwcCk3q
夢が叶わなくても俺を見ろ
死ぬのがバカバカしくなるから
13:恋する名無しさん
24/09/17 20:24:19.74 moCpmzXzL
馬鹿馬鹿しくても皆死に向かっている
何も解っとらんね
14:恋する名無しさん
24/09/18 06:33:55.74 L9LN32QpG
こういうやつがいるから自殺者が増えるんだろうな