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2024US Openへの出場は叶わなかった錦織圭。
怪我で多くの試合に出場出来ず、大きくランキングを落としたからだ。
実績のある選手が怪我で戦線を離脱しランキングを落とした場合、怪我前のランキングが考慮されるランキングプロテクトなる制度が、今の錦織圭には適用されなかったからだ。
600位近くまで落としたランキングを大会直前には200位近くまで上げたが出場には至らなかった。
前哨戦のグランドスラムに次ぐカテゴリー、マスターズ1000において、世界ランク8位の青い目を持つ侍ことチチパスに勝利するなどベスト8に入り、復調の兆しはある。
本人も、諦めかけていたトップ選手への返り咲きに少し光が見えたと言っている。
今日こうして全米オープンという舞台の裏で、錦織圭は下部カテゴリーのチャレンジャーに大会にエントリーしている。
主に若手が武者修行する大会だ。
そこにかつての世界4位の錦織圭が、それも全米オープン開催中にエントリー。
屈辱だのプライドだのと言ってられない。
錦織圭は戦っているのだ。