24/06/11 07:35:28.17 1LN4P8ZrJ
「ストーカー」 この単語が日本に定着してからどれくらい経つだろうか。
今は片想いはストーカーと言われてしまう時代だ。
正確には想っているだけなら問題はない。
その想いを相手に告げ、叶わぬ恋と知りながらその想いを持ち続けるとストーカーということになる。
奇しくも日本は、やれ少子化だ、やれ結婚しない若者だと、国をあげてどうすればいいのかと頭を抱えている。
そもそも結婚の前に恋愛をしないのだ。
二十代の半数以上が異性とのデート経験なしだと言う。
そりゃそうだ、すぐストーカー扱いされるから、だったらもう人を好きになるのはやめようってなるのだ。
その一方で、都はマッチングアプリを運営する事業者を招集し、結婚へ導くにはどうすべきかの意見交換をしたそうだ。
違和感を感じざるを得ない。
マッチングアプリで交際結婚はと発展するカップルが多いのは事実だ。
事実だが、犯罪に使われることも多い。
これは現代社会を象徴している。
犯罪は見なかったことにしましょう、いい部分だけを見ましょう。
マッチングアプリに限らず何でもそうだ。
SNSを使い闇バイトを集める、秘匿性通信アプリを利用し強盗の指示を出す。
それも便利な部分だけを見ましょう！なのだ。
社会は間違いなく犯罪者にとって生きやすくなっています。
いや、犯罪も一つの業界として捉えられ、強盗も詐欺も立派な仕事という感じだ。
これまで日本の警察が優秀だったのは、凶悪犯の犯人は必ず被害者の身近な人だったからだ。
今は犯罪そのものが多様化し、実行犯の闇バイトの逮捕は出来ても、金が集まる元締めの逮捕が出来ないようになってきている。
犯罪者たちは数千億円のマーケットで金を奪い合うように稼いでいる。
そんな時代に恋愛なんてちゃんちゃらおかしくてやってられない。
これが本音だろう。