20/08/07 12:20:55.76 .net
>>426
レーニンが主張した党とソビエトの関係は、党員がソビエトの議員になって
ソビエトとソビエト国家=労働者国家を強化すると共に、ソビエト国家が世界革命を
波及させ、世界中のソビエト国家が統一して国境を無くした時点で社会主義社会が
成立するという考えだったんだよ
一方、スターリンは、党がソビエト国家を専制支配し、ソビエト国家=労働者国家を
スターリン主義官僚専制国家に変質させ、スターリン主義官僚専制国家を世界中に
波及させ、スターリン主義官僚専制国家のシステムが完成した段階で、その国家が
「社会主義国家」として成立するという考えだったんだよ
スターリンは、ソビエト国家=労働者国家をスターリン主義官僚専制国家に変質
させるために、レーニンがソビエト国家=労働者国家の必須条件として主張した
ロシアの「コミューン型国家の四原則」をぶち壊したし、世界中でソビエト国家=
労働者国家の成立を防ぐために、陰謀を張り巡らしたんだと思うよ
因みに、スターリンがこのような事を行ったのは、スターリンが世界資本家階級の
手先と化したからだと思うよ
尚、「コミューン型国家の四原則」は、『フランスの内乱』や『国家と革命』に
書いてあるけど、『国家と革命』を読んだ方が手っ取り早いかもしれないな