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岡山県総社市の共産党の市議会議員が、ことし8月、入院すると偽って議会を欠席し、豪華客船の観光ツアーに参加していたことがわかりました。
議員はうその発覚を免れようと、病院の資料などまで偽造し、議会に示していたということで、4日、辞職願を提出しました。
岡山県総社市議会の共産党の仲達幸弘議員は、ことし8月28日と30日に市議会が開かれた際、手術のため入院すると届け出て、欠席しました。
しかし、先月、議会を欠席したのと同じ時期に行われた、石川県の能登半島や新潟県の佐渡島を巡る豪華客船のツアーを紹介する岡山県の地元紙の特集記事に、仲達議員とみられる人物が写った写真が掲載されました。
事実確認をした議会側に対し、仲達議員は、これまで、病院の領収書や、ツアーに参加していないことを証明する会社の書類だとする資料を示し、ツアーへの参加を否定していました。
仲達議員は、4日、NHKの取材に応じ、一転して、ツアーに参加していたことや、議会側に示した資料はみずからが偽造したものであることを認め、
「問題が大きくなる中で、本当のことを言いだせなくなった」と弁解しました。
このあと仲達議員は共産党の勧告に応じ、4日、辞職願を市議会に提出しました。
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