17/04/13 01:56:37.60 0.net
また原子力パーの〇(IA?)に教えるが、プルサーマル運転の主要な危険要因は下記の通りだ。
①遅発中性子割合の低下による制御困難性の増大
②ボイド係数の低下による制御困難性の増大
③制御棒の中性子吸収能力の早期低下
④自発核分裂核種の増加による熱自発核分裂暴走の可能性の増大
⑤プルトニウムの過酷事故時の温度上昇による体積縮小に伴う臨界質量の減少
尚、沸騰水型原子炉は、制御棒の挿抜と再循環ポンプの出力調整の両方で反応を素早く制御出来るので
①②を克服しやすいのだが、加圧水型原子炉は、反応を素早く制御出来る方法は制御棒の挿抜しかない為、
特に圧力容器内に気泡が発生してしまった場合に、沸騰水型原子炉以上に暴走しやすくなる。