16/08/21 21:22:28.94 .net
尚、本題の
>Puの原子量が奇数と偶数で自発核分裂の発生率や核分裂断面積が異なる理由は、原子核内に存在する中性子対に
>よって説明が出来るのだが、
の件についてだが、例えば、239Puは中性子を一個吸収すると、ある場合は核分裂を起こし、ある場合は240Puに
なるのだが、実は核分裂を起こす場合でも瞬間的に240Puになるのであって、原子核が中性子一個を吸収した時に
核力によって原子核に追加されたエネルギーの影響で核分裂が起きるまで原子核が変形した場合は核分裂が起きるし、
そうでなければ、240Puのままでいる訳だ。
240Puが中性子を一個吸収した場合も必ず241Puになるのだが、この場合は古典論的にだが、吸収した中性子は
中性子対を形成出来ない為、吸収した中性子が新たな中性子対を形成して強い結合力をもった中性子対が短時間のうちに
原子核を変形させる239Puの場合と違って、吸収した中性子は単独のままで結合力が弱い為、中性子の元々の
エネルギーが低い場合、原子核の表面を動き回るだけで、核分裂を起こす為に必要な程度の原子核の変形を惹き起こせず、
殆どの場合は中性子一個を吸収した時に核力によって原子核に追加されたエネルギーは、原子核を振動させて
電磁波となって外部に放出されてしまう訳だ。
で、どうだ○(IA?)の諸君!!
これで少しは世界資本家階級の核兵器製造戦略をどの様に分析すべきかという事が分かったかな?