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指定暴力団工藤会(本部・北九州市)系組事務所がある福岡市博多区のマンション住民が、工藤会の特定危険指定暴力団指定を
機に管理組合の理事会で事務所撤去を求めることを決め、暴力団側が退去していたことが関係者への取材で分かった。暴力団排除
の専門家は「住民が立ち上がれば撤去を実現できる好事例」と話している。
登記簿などによると、マンションの最上階の一室(約30平方メートル)が2001年8月に工藤会系組長の妻の所有となった。
関係者によると、06年6月から組事務所として使用され、11年11月からは工藤会系の別の組も共同使用するようになったという。
組員が出入りし住民の不安が高まる中、県公安委員会が12年、改正暴対法に基づき、工藤会を企業関係者などへの襲撃を繰り返す
特定危険指定暴力団に指定。この指定で危機感を強めた住民が13年初めに管理組合の理事会を開き、事務所撤去を求める方針を
決めた。県警にも相談し、弁護士の紹介を受けるなど協力を得た。
マンションの権利関係や建て替え要件などを定めた区分所有法は、共同の利益に反する行為があった場合、所有者に使用停止を
求めたり提訴したりできると規定している。
このマンションは管理規約で暴力団事務所としての使用を禁じていたことから、住民は区分所有法に基づく撤去が可能と判断。
管理組合は9月下旬に撤去を求める訴訟を起こすことを決め、10月下旬に福岡地裁に提訴した。県警も組側に立ち退きを求め、
口頭弁論開始前の10月末、暴力団が退去した。
日弁連民事介入暴力対策委員会の元幹部は「工藤会は市民社会に挑戦する言動を取っており危険性は大きいが、住民が勇気を
持って立ち上がりさえすれば撤去に追い込める」と話している。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)
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