蜂子倶楽部☆38at INTRO
蜂子倶楽部☆38 - 暇つぶし2ch456:はじめまして名無しさん
19/01/07 07:51:17.33 WjlzV5o2a.net
417ロンギネスうじむし ◆5ZGBKpd/KQG3 (ワッチョイ 812f-X36M)2019/01/07(月) 00:46:45.14ID:PeIR/73H0
>>415
なんていうか、もともと香り、香水と文学ってのむすびつく伝統が
ヨーロッパには古くからあるですよ。
それこそ、エリザベス1世の時代のイギリスでもそうだった。
シェイクスピアの詩にはこんなのがある。
 And in some perfumes is there more delight,
 Than in the breath that from my mistress reeks.
 ……
 And yet by heaven I think my love as rare,
 As any she belied with false compare.
 いくらでもある香水のなかのいくつかならば
 彼女の吐く息よりずっと心地いいもんさ
 ……
 でもね、神さまに誓ってもいいが俺の彼女はサイコーなんだ
 がちゃがちゃ虚飾を身にまとった女よりは、ずっとずっとカンペキだ
これは当時の香水狂だった女王に対する皮肉にも聞こえるw
シェイクスピアらしいw
フランスでは、前にも書いたけどユイスマンスとかボードレールとかが
香水をテーマにいろいろ書いてた。
そのうちゲランみたいなブランドは、物語と香水をセットで売るようになった。
それまで個人で調香して量り売りするのが主だった香水を
大量生産して流通させるとき、物語とセットにしたほうが広告戦略を立てやすかったから。
そこで文学と香水は完全に結合していった。


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