18/09/30 19:21:55.05 0.net
①
2004年8月9日午後3時25分ごろ、
福井県美浜町の関西電力美浜原子力発電所3号機のタービン建屋2階で、
復水配管から142℃の高圧加熱水が破裂と共に吹き出した。
室内に100℃の煮沸水と大量の蒸気が飛散して、
「木内計測」(本社・大阪市)の作業員11人が全身にやけどを負った。
高鳥裕也さん(29)(同県小浜市)ら4人が全身やけどで死亡。
2人が意識不明の重体、5人が重軽傷。
総量で885トンの熱水が噴出した現場は、噴出してくる蒸気とそれが凝縮した熱湯による灼熱地獄となり、
30分から50分後に現場から搬出されるまで、彼らは熱水の海に浸かった状態でうめき苦しむ地獄絵図だった。
②
人の命 どう思とんのや!!
涙の遺族 怒り爆発 関電社長に詰め寄る
「わしらの気持ちが分かるんか」。作業員四人もの命を一瞬で奪い去った美浜原発事故。
心に癒えない傷を負わされた遺族は怒りを爆発させ、弔問に来た関電の藤洋作社長につかみかかった。「お父さんを返して」と涙が止まらぬ幼い子供。
息子に先立たれた母親は「今すぐ息子を返して」と悲痛な叫びを上げた。
十日午後七時四十五分、藤社長は作業着に黒い腕章を着け、事故の犠牲になった高鳥裕也さん(29)=