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1人客をとっても1万~2万円にしかならなかったという。さらに、コロナで客足は遠のき、
店だけでは稼げないと判断した彼女はパパ活に励んだという。
「1泊2日で10万円とかなんでもしましたよ。変な鎖につながれたこともありました。
地方に出稼ぎでデリヘル嬢をしたら“コロナうつすな!”と怒鳴られたことも。
そんなことしてるから大学にはもちろん行けなくて、授業料の口座も解約して借金返済にあてました。
お金がなくて店に長居できないときは、店があるビルの前に座って待っていると、
彼がやってきて一緒に私の家に帰る日もありました」 地方の両親は、彼女が大学を退学したことを知ると激怒。
「やりたいことがある、と言い納得してもらいました。今、私がこんなことになっているとは夢にも思っていないと思います。
それは私の中で救いでもあります。彼のウソはわかっているけど会いたいし、
私が本命だってまだ半分信じているんです。全部終わったら地元に帰って何もなかったように過ごしたい」
取材から2日後、みなまろさんのツイッターアカウントは削除され、連絡がとれなくなった。
借金残高を見ては飛び降りの衝動と闘う毎日」
きこマイマイさん(仮名・24)「ここ、飛び降りられなくなっちゃったんですよねー」
ホスト好きの間で“自殺スポット”として有名な歌舞伎町のとあるビル。
取材しようと記者が屋上を見上げていると、 若い女性が声をかけてきた。
聞くと、自殺を考えてこの場所に“呼ばれて”きたのだという。
このビルにはホストクラブがたくさん入っており、華やかな外観の建物はきらびやかな歌舞伎町でも異彩を放っている。