14/08/31 01:35:19.69 4EcQXp/6.net
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【0959】統合失調の友人のために何ができるか
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＞本人に事実を認識してもらいたい。そうしなければ治らないと思うのですが、
あなたのこの考えは誤りです。統合失調症の妄想では、事実を認識できないことこそが症状の中心です
から、(1) まず本人が事実を認識 (2) 治療を始める という順番を望むのは誤りです。
逆に、(1) 治療を始める (2) (治療の結果、)本人が事実を認識できるようになる というのが現実なのです。
＞本人にまったく病気の意識が無いのです。
これではどうしようもないとお考えになるかもしれませんが、受診を勧められても同意しないのは統合失
調症ではよくあることで、実際には、ご家族がどれだけ強く受診を勧めたのか、本人の拒否の強さはどれ
くらいかが問題になります。
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～上記の問題が解決しない場合
措置入院
措置入院とは、患者本人に対して行政が命令して入院させるものです。これは精神疾患のために「自傷他害の恐れ」、つまり自分自身を傷つけたり、
他人を傷つけたり、何らかの迷惑・犯罪行為をする可能性が高い場合に、行政が患者に命令して、行政措置として入院を強制するものです。
病院と入院契約を交わすのは、患者本人でも家族でもなく、行政です。しかもこれは強制的な命令であって、患者本人の意志も、家族の意志も、関係ありません。
このような極めて強制力の強い入院であるために、その条件はかなり厳しく、実際上は何らかの犯罪行為、違法行為を犯して警察ざたになった場合が多くなります。
行政が患者を病院に連れてくるという行動に出る前に、「通報」が必要なのですが、それは以下の３つの場合があります：
●一般市民による通報（２３条）
●警察官による通報（２４条）
●検察による通報（２５条）
いずれの場合でも、関わった人が「どうも精神疾患がありそうだし、危ない、このままだと自傷行為や他害行為をしそうだ！」と判断したときに、通報するということになります。
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